Na Lei Kaohulehuaについて



フラは楽しくなければ踊れません。ですがそれと同時に、楽しければそれだけでよいものでもありません。辛い練習や勉強もあります。仲間とのつきあい方や自分の在り方など、フラを通して自分自身やまわりの環境と向き合わなければならないことも多々あると思います。

「ありのままの姿で心を合わせ、明るい思いをもって謙虚で忍耐強くありましょう」

Alohaという言葉の意味はこのように解釈されることがあります。これはalohaの語源ではありませんが、フラを学ぶときに必要なことがこめられた解釈に思えます。Kumu Naniが私たち生徒を迎える際にいちばん最初に説かれるのがalohaです。Alohaこそが私たちひとりひとりを、また他をも生きやすくしてくれるキーなのです。
フラを学ぶことによって私たちひとりひとりの他人を思いやる気持ちを目覚めさせ、さらに多くのことを学ぶために謙虚になることができればと思います。

フラはハワイの人々がいろいろな想いのもとに取りもどし、愛し続けている文化です。私たちはハワイの人たちの大切な宝物をお借りしているのだという気持ちを忘れず、彼等の歴史や思想を踊りとあわせて学んでいます。
主宰者もまだまだ勉強中の身ですが、教室の運営やレッスンにはできるだけハワイアンの考え方やハワイの文化を取り入れています。

主宰者について


主宰者 寺谷 Kaʻohulehua みち
神戸生まれ・神戸育ち
日本の大学を卒業後、英語教師・通訳・翻訳など、語学に関連した仕事を経験。言葉ではなく体でストーリーを語るフラに魅せられて日本で学び始める。その後カウアイ島のハーラウを経て、現在はハワイ島のHalau Manaolaを率いるクムフラ、Nani Lim Yapのもとでフラとハワイの文化を広く学ぶ傍ら、フラ関係の通訳としても活動中